「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

第二回学生主催講演会「医学生のための人生展望(ライフプラン)」が開催されました

以前御案内したとおり、本日10月7日17時30分から、山形大学医学部学生会館で、第二回学生主催講演会「医学生のための人生展望(ライフプラン)」が開催されました。これは、昨年10月2日に山形大学医学部医学科の学生さんの企画で開催された学生主催講演会「どう生きる?-医師として 女性として-」に引き続くものです。

今回は、女性クリニックを開業する女性医師から「あれもこれも、欲張りなあなたに産婦人科がおすすめ!」、山形大学医学部麻酔科川前金幸教授から「医師を続けていくということ」、山形大学医学部泌尿器科冨田善彦教授から「女性医師のワーク・ライフバランスについて ~医学生アンケート調査結果と個人的意見~」の3つの講演が行われました。

女性クリニックを開業する女性医師は、山形女性医師ネットワークの会員ですが、自らの体験談として、志望科の選択・配偶者との出会い・子育てなどを振り返り、いわゆる「3歳児神話」ー3歳児までの子育ては一生を左右するーについて、3歳児までの子育てが大事なのは当然だが、それは必ずしも実母による子育てが必須なのではなく、良質な子育てが大事と言うことなので、保育環境を整えることが重要だと強調されました。

川前教授は、「守 破 離」と言う言葉を紹介し、物事を習得する順序として、まず決まりを覚えそれを守る、その決まりごとを打ち破る、さらにそれから離れて独自のものをつくる、という段階があることを示されました。医師を続けていく上でのいろいろな心構えを教えていただきました。

冨田教授は、まずはちゃんと医者になること・甘えるなと言うこと、を強調されたあと、医学部学生5年生に行った、結婚観・結婚後の生活についてのアンケート結果を発表されました。結婚に対して、男女医学生の間でかなりの意識の違いがあること、とくに家事については女子医学生では夫婦で分担し合うと考えているのに対し、男子医学生では配偶者に多くをやってもらいたいと思っていることなどを紹介されました。一般の共稼ぎ夫婦では、夫に比して妻は収入は少ない代わりに家事の分担が多く、結果として妻と夫の仕事・家事の総和はバランスが取れているのに対し、医師夫婦の場合は、妻と夫は収入が同じでかつ夫に比べ妻の家事分担が多く、妻の仕事・家事の総和が夫よりかなり多くなっている、ということを示され、この負担の差を夫婦で話し合ってうまく分担しなおしていくことが大事と話されました。

講演会には、山形大学医学部の1年生から6年生までの学生約40人が参加し、そのうち男子学生が約10人とかなり多いことが印象的でした。

講演会終了後の、演者を囲んでの懇親会では、先輩女性医師の話を聞いて良かった、教授のお二人から、教授として、夫としての立場の話が聞けたのが興味深かった、学生アンケートでの男子学生の結婚観にびっくりした、など色々感想・意見が出ました。

山形女性医師ネットワークでは、懇親会費1万円を協賛させていただきました。

大変楽しく、色々な示唆にあふれた講演会でした。