「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

山形県ドクターバンク内に「子育て・介護情報相談窓口」が開設

山形県が運営する「山形県ドクターバンク」が2006年11月に開設されたことは以前に御紹介しましたが、「山形県ドクターバンク」内に、この2月から「県内子育て・介護情報相談窓口」が開設されたとのことです。

この事業は、県内で、子育てや介護中で休職している医師が、子どもを預けられるところや、介護施設の情報が必要な際に、メールを送信すると、山形県ドクターバンク職業紹介責任者が回答する仕組みです。休職している医師が復職しやすいような環境を作れれば、という目的で始められたとのことです。

山形県ドクターバンクのHPに行ってみると、TOPページに、「復職を希望する女性医師の方 県内子育て・介護情報相談窓口」というボタンがあって、そこから入ると、「復職を希望する女性医師の方」という、女性医師対象の職業紹介の案内の下に、「県内子育て・介護情報相談窓口」の案内があります。

女性医師のコーナーにあるので、子育てや介護中で休職している男性医師は利用可能なのかとふと疑問が起きて、山形県健康福祉部健康福祉企画課に問い合わせたところ、もちろん男性医師でも利用可能だとのことでした。 家庭内で子育てや介護を実際に行う割合は女性がおそらく多いとは思いますが、本来、子育てや介護は、女性だけの仕事ではないはず、夫婦が協力して行うもののはず。「子育て・介護情報相談窓口」はとてもよい事業だと思いますが、女性医師のページに付随しているのはかなり引っ掛かりを感じてしまいました。 山形県担当者に 「子育て・介護情報相談窓口は女性医師の求職ページとは違うページであるのが筋ではありませんか?」とお尋ねしたところ、予算の関係でHPのページ増は困難とのことでした。ただし、男性医師も利用できることが分かるように、改修を検討する、とのお返事でした。

さて、今回の「子育て・介護情報相談窓口」は、子育てや介護がネックとなって就業できない医師のために、窓口を利用して預けられる場所を確保し、仕事に復帰してもらうのが目的なので、休職中の医師に限定ということです。
しかし、現実には、『子育てや介護がネックとなって仕事を継続できない、辞めざるを得ない。現在の職場では、それに対応してくれない。』というような場面もあるかと思います。
休職中の医師を復職させる前に、まず、今就業中の医師を辞めさせない、ということが今後は重要になってくる様に感じます。そんなときにも「子育て・介護情報相談窓口」が利用できるようになれば心強いと思いました。

まずは、一度、「山形県ドクターバンク」を御訪問ください。