「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

「日本医師会女性医師バンク」について

日本医師会報・日医ニュースなどですでにご存知の方も多いと思いますが、
今年1月30日から、「日本医師会女性医師バンク」がスタートしました。今回は、その情報です。

2007年1月5日の日医ニュースhttp://www.med.or.jp/nichinews/n190105b.htmlに掲載されているとおり、日本医師会女性医師バンクとは、厚生労働省「医師再就業支援事業」の委託を受け、今後急増していくと予想される女性医師のライフステージに応じた就労を支援し、医師の確保を図ることを目的として、日本医師会が平成19年1月30日より開始した事業です。

東京の日医会館内に、日本医師会女性医師バンク中央センターを設置し、求人求職情報のデータベース管理や再研修の支援、勤務環境整備についての取り組みを行い、また、東西に拠点を設け、医師であるコーディネーターを配置して、電話や面談で相談に応じ、就業の調整斡旋をすべて無料で行い、就業後の相談についても対応し、支援を行う、となっています。東拠点(東日本センター)は東京の中央センターが兼務し、西拠点(西日本センター)は福岡県医師会館内に設置されました。

「日本医師会女性医師バンク」のホームページhttps://www.jmawdbk.med.or.jp/app/PZZ000.MAINでは、
求職「お仕事探し」、求人「人材探し」の登録ができるほか、再研修実施施設についての情報もあり、就業が決定する前に行う研修の受け入れ先として、現在、
  ・長崎大学医学部・歯学部附属病院 女性医師麻酔科復帰支援機構
  ・東京女子医科大学 女性医師再教育研修センター
  ・信州大学医学部・附属病院 地域医療人育成センター
  ・千葉県 メディカルサポート事業
  ・横浜市立大学附属病院(臨床研修センター)
が紹介されており、さらに、再研修受け入れ可能な医療機関・再研修システムの情報を募集しているようです。

「日本全国の医師、医療機関を対象とし、日本医師会の会員でない方にも、ご利用いただけます。」となっていますので、ぜひ一回覗いて見てください。

2006年7月の日本医師会「第2回男女共同参画フォーラム」でこの「日本医師会女性医師バンク」の基本構想が発表されたときには、東西拠点は東京と大阪に置くとされていましたが、西拠点は福岡になりました。

本日の毎日新聞の報道では、大阪府が今年度から離職中の女性医師の復職を支援する事業を始めるとされています。日本医師会の西拠点が大阪ではなく福岡になったのには、この大阪府の事業が影響しているかもしれないと思います。

府:女性医師を復職へ、環境づくりを支援--今年度から /大阪
ー2007年4月4日朝刊  
「府は今年度、子育てなどで離職している女性医師の復職を支援する事業を始める。復帰に向けた研修を行ったり、病院に女性医師が働きやすい環境づくりをアドバイスする。産婦人科などで医師不足が深刻な問題となっており、環境を整えて一線に戻ってきてもらう狙いがある。
 府によると、離職中で就労可能な女性医師は府内に350~400人程度いるという。こうした医師に日進月歩で進歩する最先端の医療技術を講義形式で学んでもらったり、府立病院などで臨床研修を受けて、復職に向けて技術を磨き直してもらう。
 一方、女性医師の就業環境を向上させるため、出産や子育てに理解を示している病院の事例を、医師不足に悩む病院側に紹介して啓発を図る。府は07年度当初予算に事業費925万円を計上した。」4月4日16時0分配信 毎日新聞