「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

「DV被害者等支援ネットワーク形成にむけた研究協議会」に参加しました

昨年11月にNPO「サポート唯」の呼びかけで行われた「女性や子供、高齢者に対する暴力等(DV及びファミリ-バイオレンス)被害者支援対策打ち合わせ会」のあとを受けて、今年は、12月5日に「DV被害者等支援ネットワーク形成にむけた研究協議会」が、「パープルの会」と「サポート唯」の呼びかけで、遊学館の山形県男女共同参画センター・チェリアで開催されましたので、事務局が参加してまいりました。

「パープルの会」は、このHPでも以前取り上げた、昨年12月に米国オレゴン州でのDV被害者支援の視察研究に参加したメンバーで形成した会で、DVサバイバー支援のシンボルである「パープルリボン」から名づけたのだそうです。

山形県庁・山形県福祉相談センター(婦人相談所)・山形県警・山形地方法務局・山形県高齢者総合相談センター・CAP(Child Assault Prevention)やまがた・NPO山形専門家ネットワーク・山形女性医師ネットワーク・サポート唯・パープルの会が出席しました。

米国オレゴン州への視察もコーディネイトした「レジリエンス」というDVサバイバー(被害者)支援を行っている団体の代表である中島幸子氏から「DVの実態と被害者の心理」と題した講演がありました。DVでは、体の傷・身体的暴力より、心の傷・精神的暴力が根幹であること。心の傷つきは時間とは関係がなく、体の傷が時間とともに癒えるのとは違って、自然には治りがたいこと。DVとは、パワーとコントロールと暴力で形成されること。心の回復には、その人の持っている力を力づけること、自分で育てることが大事であること。など、詳しく解説されました。特に、PTG: Post Traumatic Growth(心的外傷後成長)という言葉が印象的でした。

講演のあと、各機関・団体の現況と課題が発表されました。特に、県内唯一のシェルターである山形県婦人相談所(配偶者暴力相談支援センター)の運用の実際を聞くことが出来たこと、弁護士など専門家への依頼費用に対し30万円の無償貸付(償還期限なし)を行っている山形専門家ネットワークの活動を知ることが出来たことは、大きな収穫でした。今後、関係機関・団体がさらに密な連携をとることが出来るよう、定期的な連絡会を開催することを確認して、会は終了しました。

【連絡先・リンク】
山形県婦人相談所(配偶者暴力相談支援センター)
  電話:023-627-1196(直通)(日中8:30~17:15)
      023-642-2340(子ども女性相談窓口)
     (土日休日含む毎日8:30~22:00:12/29~1/3は除く)

山形県警察本部 
  女性専用相談 電話:023-615-7130
  警察安全相談 電話:023-642-9110

NPO サポート唯 
  電話相談窓口 023-646-0085(毎週金曜日11:00~15:00)

NPO 山形専門家ネットワーク
  電話:023-624-1166(長岡法律事務所)

「レジリエンス」