「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

日本産科婦人科学会が「女性医師の継続的就労支援のための委員会」を設置

今回は、医療専門サイトの「m3.com」http://www.m3.com/の医療ニュースに載っていた記事を御紹介します。

日本産科婦人科学会http://www.jsog.or.jp/では、平成18年6月16日に開催された平成18年度第2回常務理事会で「女性医師の継続的就労支援のための委員会
」の設置および委員について承認したとのことです。→議事録(pdfファイル)

その「女性医師の継続的就労支援のための委員会」の委員長に就任した都立府中病院産婦人科部長、桑江千鶴子医師のインタビューが「m3.com」の医療ニュースに掲載されておりましたので、概略を紹介します。http://www.m3.com/news/news.jsp?articleLang=ja&articleId=32965&categoryId=&sourceType=GENERAL

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女性産婦人科医を支援する組織の委員長に就いた桑江千鶴子(くわえ・ちづこ)さん 「時の人」
【2006年8月15日】記事:共同通信社

 24時間365日、お産はいつあってもおかしくない。医師不足で「当直明けも夜まで働いて当たり前」なのが産婦人科医という。「忙しすぎて人生の豊かさが感じられない。これでは専門を決めるときに若手医師に選ばれない」と、日本産科婦人科学会に働き掛け「女性医師の継続的就労支援のための委員会」を設置、委員長を務める。

 なり手が少ない上、女医の多くが出産、育児のため仕事を続けられなくなる現状を変えたいと意気込み、委員会の名を決めたが「目指すのは、男性が割を食うのではなく、誰もが人間らしく働き続けられる労働環境」。問題は切迫している。産婦人科医の8割弱は男性だが、20代に限れば女性が7割。「彼女たちが5年、10年後にどのくらい現場に残れるかが、これからの産婦人科医療に決定的な意味を持つ。早く手を打たないと崩壊する」と危機感は強い。部長として勤務する都立府中病院産婦人科は医師が10人。「この人数ならやっていける。こうすればだれもが能力を発揮できるというモデルをうちの病院で示したい」

 自身は28歳と33歳の時に出産し、仕事を続けてきた。「教師の夫と双方の両親の協力で何とかやってきた。いつやめようかといつも考えていたけれど、たまたま子どもも親も健康で乗り越えられた」と振り返る。「運がいい人だけが続けられるという状況は変わっていない。それが当たり前になっている医師の意識も変えたい」。
千葉県出身。54歳。
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ところで、山形女性医師ネットワークでは、昨年度山形県内の病院の一部に院内保育所設置状況の電話聞き取り調査を実施し、その結果を2006年度総会議事録に発表しましたが、今年度は、県内全域の病院を対象に保育施設設置状況の郵送によるアンケートを企画し、ただいま県内各病院に御協力いただき、回答を回収中です。全体の結果がまとまり次第、当HPに掲載し、さらに承諾をいただいた各病院の保育施設設置状況を、当HP上で公開させていただく予定です。