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「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

第5回「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~ with Online」を開催しました

 先に御案内しましたとおり、12月7日(月)19時から、大手門パルズと、オンラインとのハイブリッドで、講演会 第5回「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~ with Online」を開催いたしました。

 山形女性医師ネットワークでは、2016年より講演会「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を製薬会社との共催で、2016年11月2017年11月2018年11月2019年11月に開催しています。生活習慣病に関連する基礎研究・臨床研究を行っている山形県内外の女性医師を演者にお招きして御講演をいただき、男性を含めた参加者の皆さまに各分野のさまざまな観点から御討論いただいてきました。

 第5回目の今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止を考え、会場と、Microsoft Teamsを用いたオンラインとのハイブリッドで開催いたしました。また、今回は、県外女性医師からの特別講演1題といたしました。会場では、弁当・飲料・情報交換会は準備いたしませんでした。
 東北大学大学院医学系研究科 腎高血圧内分泌学分野 特命教授 宮崎 真理子 先生から、『糖尿病性腎臓病(DKD)の治療管理と性差』の御講演をいただきました。本邦の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳と女性が6.16年長いものの、健康寿命では男性72.14歳、女性74.79歳とさほどの違いがなく、女性では平均寿命と健康寿命の差、すなわち「健康ではない時間」が12.35年と、男性の8.84年より圧倒的に長くなってしまっている現況が示され、健康寿命を以下に伸ばしていくかが現在の課題であることがわかりました。また、米国のアカゲザルを対象とした摂取カロリー制限の寿命に対する影響を見た長期実験では、平均10歳でカロリー制限を開始した群は、男女とも自由摂食群より寿命が延長したが、平均5歳でカロリー制限を開始した群は、男女とも自由摂食群より寿命が短縮したことが紹介されました。現在、日本では10-30代の若年女性の過度のカロリー制限が問題になっており、重要なデータと思われました。(事務局註:アカゲザルの平均寿命は約27歳、最長寿命は約40歳と考えられています。)早食いは肥満のリスクであることも示していただきました。糖尿病性腎臓病の患者における栄養指導のポイントなど、ご専門の立場から、専門分野外の参加者にもわかりやすく、詳しく解説していただき、大変勉強になりました。

 参加は、医師6名(うち会員3名)、看護師・薬剤師・歯科衛生士など医用従事者5名の、計11名(男性3名、女性8名)、うちオンラインでの参加者が9名でした。今後も、みなさまに興味を持っていただけるテーマを選んで、開催していきたいと考えております。
  
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              記
    「Lifestyle-related Disease Seminar
    ~女性の健康を考える~ with Online」


日時:2020年12月7日(月)19:00~20:00
会場:大手門パルズ 
    〒990-0044 山形市木の実町12-37 TEL:023-624-8600 
オンライン:「Microsoft Teams」(要事前登録)

特別講演:『糖尿病性腎臓病(DKD)の治療管理と性差』
   東北大学大学院医学系研究科 腎高血圧内分泌学分野
               特命教授 宮崎 真理子 先生
*会費:無料
*弁当・飲料は提供しません。飲料はご自身で準備をお願いします。
*情報交換会は開催しません。

*山形糖尿病療養指導士の認定・更新のための講習会・研修会、認定番号21-1205、認定単位1.0単位で認定されています。
 Onlineでご参加される場合には、参加証明書の発行の為、事前に認定番号の登録が必要になります。(申し込み案内をご参照ください)
*本会場でご参加された方には、参加証明書を発行いたします。
 Onlineでご参加された方には、山形女性医師ネットワーク事務局より後日送付いたします。
*日本医師生涯教育研修認定単位1単位[73:慢性疾患・複合疾患の管理(0.5単位)、76:糖尿病(0.5単位)]を認定されています。