「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

山形県のDV被害者支援研修会~米国オレゴン州での視察研修報告会~に参加しました

昨年11月に、NPO法人「サポート唯」の呼びかけで開催された『女性や子供、高齢者に対する暴力等(DV及びファミリ-バイオレンス)被害者支援対策打ち合わせ会』に参加したことを報告しましたが、その席で、何人かの方が、12月に米国オレゴン州でのDV被害者支援を視察研修に行かれる予定であることをお聞きしていました。

このたび3月1日に、山形県健康福祉部の主催で、山形県生涯学習センター「遊学館」で「平成17年度DV被害者支援研修会」が開催され、『私たちの見たDV被害者支援~米国オレゴン州での視察研修から~』と題して、視察に参加された6人の方の報告会がありました。

米国オレゴン州への視察は「レジリエンス」というDVサバイバー(被害者)支援を行っている団体が主催されたもので、参加者からオレゴン州での対応が行政・警察・民間団体の有機的なつながりで、成り立っていることなどが紹介されました。特に、警察や裁判所などにも民間団体のデスクがあり、民間団体のスタッフも、警察や行政の中に入って、重要な役割をになっていることが印象的でした。

山形県でも、行政や民間団体など、DVを扱っている窓口はいろいろあるのですが、一般の人にはどこへ行ったらいいかわかりづらく、また長期にわたる支援は、なかなか連携が難しいと聞いています。視察報告をされた一人の方がおっしゃっていた「ドアを叩きさえすれば、継続して次々と支援が受けられ、最終的な解決まで、自動的につながっていくこと、それこそがシステムで、私達はそういうシステムを作っていかなくてはならない。」とおっしゃっていたのに感銘を受けました。

山形女性医師ネットワークでは、医師として患者さんのDV問題について、そして一人の女性として自らあるいは身近な女性のDV問題について、理解を深めていきたいと考えています。