「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

「志田周子の生涯を銀幕に甦らせる会」設立総会に出席しました

以前このサイトでも紹介しましたが、山形県の生んだ偉大な先輩女性医師である志田周子(しだちかこ)先生の生涯を映画化を目指して、2月16日(土)に「志田周子の生涯を銀幕に甦らせる会」設立総会が開催されました。昨年11月の設立準備会から、会員となっている当ネットワークの会長が、設立総会に参加いたしました。

志田周子先生は、明治43年(1910年)10月28日に左沢で生まれ、父の故郷であり、父が教師として赴任した旧・大井沢村で育ち、昭和3年(1928年)4月、東京女子医学専門学校(現東京女子医科大学)に入学。同校を卒業後、大井沢村長であった父の願いを請け、昭和10年7月、当時無医村であった大井沢村に、唯一の医師として赴任されました。当初は3年だけという約束だったそうですが、ずっと大井沢の村医として、診療や児童健診に従事し、また、女性議員(村議会、大井沢村が町村合併で西川町になってからは町議会)として、さらに、アララギ派の歌人としても活躍されました。昭和34年に保健文化賞を受賞されるなど、数々の受賞をされましたが、昭和37年(1962年)に、51歳の若さで、がんにて病死されました。

2010年10月には、志田先生の生誕100周年を記念して、西川町を中心として結成された「やまがたの宝「志田周子」資源活用化実行委員会」により、「志田周子生誕100周年 記念講演&コンサート」が、西川交流センターあいべ大ホールにて開催されました。山形女性医師ネットワークでは、この催しを後援させていただきました。2011年2月には、山形県医師会主催「女性医師をサポートするためのシンポジウム ~志田周子先生 生誕100周年記念特集~」として小説家・高橋義夫氏の講演「よみがえる周子」~周子の生き方を現代から問う~ と、総合討論が行われ、あわせて、志田周子先生のパネル展も開催されました。当ネットワークでは、このシンポジウムの企画や司会をお手伝いさせていただきました。

2013年2月16日(土)14時からの「志田周子の生涯を銀幕に甦らせる会」設立総会は、西川交流センターあいべ大ホールにて開催されました。当日、西川町は視界が真っ白になるほどの大雪で、町でも年に数日あるかないかとのことで、志田周子先生の冬場の往診の苦労が偲ばれました。

まず、総会の前に、記念演芸として、甦らせる会イメージソング「こころから ココロへ ~あなたは今でも~」(作詞・作曲:世久 遊、編曲:須藤恵美子)の発表が行われ、次に山形市の船山明子氏が自ら作成された紙芝居「大井沢の女医さん 志田周子」を上演され、天童市の女優 夢実子氏が、志田周子をモデルにした、語り劇「真知子」を上演されました。次いで、記念講話として、今まで映画の作成準備を進めてきた、脚本家・小説家の阿部美佳氏、プロデューサーの岡雅史氏、映像制作会社 キャンター代表取締役の上野境介氏から、映画化についての講演がありました。昨年秋から開設された公式HP「志田周子」の作成・運用を担当しているNPO法人元気・まちネットから説明がありました。

総会では、会則を決定し、甦らせる会の会長に月山朝日観光協会会長の阿部幸一氏を選出し、事業計画・予算を決定しました。2013年度は制作資金募金活動、制作活動準備を行い、2014年度は制作募金活動を継続し、制作委員会設置し、制作・撮影開始し、2015年度に撮影終了・上映としたいとのことです。募金活動の目標は1億円で、2013年度は5000万円を目指すとのことです。
(山形新聞ネットニュース Yamagata News Online の記事 →http://yamagata-np.jp/news/201302/17/kj_2013021700531.php?keyword=%E5%BF%97%E7%94%B0%E5%91%A8%E5%AD%90

募金の受付等が開始され次第、このHPでもお知らせしていきたいと思います。
郷土の生んだ偉大な先輩の生き方をしのび、その医療への情熱を、映画で現在によみがえらせるお手伝いをしてみませんか。「志田周子の生涯を銀幕に甦らせる会」へのお問い合わせは、西川交流センターあいべ内 西川町教育委員会生涯学習課 TEL 0237-74-3131 まで。