「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

東京医科歯科大学の「ママさんドクターリターンプログラム」

東京医科歯科大学では、2008年9月から2010年度末まで、文部科学省の委託事業「社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業」として、休職していた女性医師の復職を支援する女性医師復職支援プログラム「ママさんドクター・リターン支援プログラム」を実施しています。7月1日に同大学でシンポジウムが開催され、これまでの成果などが発表されました。

このプログラムは2週間(6時間x10日間)で、内科、小児科、産婦人科の3種類のコースがあり、前半の1週間は、医科歯科大で講義やシミュレーション教育による医療技能トレーニング、後半の1週間は医科歯科大もしくは連携先の青梅市立総合病院での外来・病棟実習。最終日には、筆記試験とOSCE(客観的臨床能力試験)を受けて最終的な復帰に向けた臨床能力の評価を行い、各診療科の実地診療を行うのに相応しい知識、技能が習得できていると判定されれば、講習終了と判断し修了証書を授与。試験に合格しなかった場合、再度の講習受講を積極的に勧るとなっています。   

これまでの参加者は計15人(プログラムの延べ参加者は27人)で、うち3人は離職期間10年以上。参加者数はそう多く、離職した医師への広報が難しいことが一因と考えられるとのことでした。朝日新聞に2回広告を掲載して、それを見て参加した医師が多いとのことで、やはり休職・離職している医師へ如何にしてコンタクトするかが、復職プログラムの最大の課題と言えます。

7月1日のシンポジウムでは、女性医師支援プログラムでは長年の実績を持つ、東京女子医大女性医師再教育センターのセンター長の川上順子氏も講演されたとのことです。

本日の別記事で紹介した、福島県立医科大学の女性医師支援センターも含めて、各大学の支援センターを掲載しておきます。
東京医科歯科大学 女性医師復職支援プログラム
東京女子医科大学 女性医師再教育センター
福島県立医科大学 女性医師支援センター