「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

第3回学生主催講演会「先輩医師に学ぶ医師として生きる術」が開催されました

以前御案内したとおり、山形大学医学部医学科の学生さんの企画による第3回学生主催講演会「先輩医師に学ぶ 医師として生きる術」が、本日9月29日(火)山形大学医学部学生会館第1集会室で開催されました。

2007年10月2日の第1回学生主催講演会「どう生きる?-医師として 女性として-」、2008年10月7日の第2回学生主催講演会「医学生のための人生展望(ライフプラン)」に引き続き、年1回開催されています。

今回の講演会は「先輩医師に学ぶ 医師として生きる術」のテーマで、山形大学医学部高次脳機能科学鈴木匡子教授と、山形女性医師ネットワーク会員の女性医師2人、計3名の講演が行われました。

山形女性医師ネットワーク会員女性医師2人からは、「予定は未定、人生イロイロに楽しもう!」「医師にとってのワークライフバランス 妊娠・出産・子育てをどうのりきるか」と題して、それぞれの体験に基づいた講演がありました。

山形大学医学部高次脳機能障害学鈴木匡子教授からは、「”脳”って面白い」と題して、御自身のキャリア形成について、子育てについてやドイツでの体験などをお話しいただきました。ドイツでは、全業種で出産後3年間の育児休業と、休業終了後の職場復帰が保障されていること、また、ご自身が通院されていた産婦人科のクリニックは女性医師2人がワークシェアして開業されていたことなど、印象に残りました。
また、「女性医師として働くための3つのすすめ」として、いいかげんのすすめ・マイナーのすすめ・細く長くのすすめ、を話されました。いいかげんのすすめとは、8割で良い・できるものはできる、できないものはできない・お金で時間を買う・その時の状況を楽しむ、ということで、完璧にこだわらず、程よいバランス=「良い加減」にするのがコツということで、実に大事なことと思われました。マイナーのすすめとは、好きこそものの上手・人気の分野は選ばない・自分の”売り”をもつ、ということで、細く長くのすすめとは、育児休業中などであっても医学との接点を持ち続ける・短期決戦の分野を避ける・タイムシェアリング、ということで、それぞれ本当に自分のやりたい分野・目標を選び、粘り強く、しなやかに仕事を続けていくための重要なアドバイスでした。

3人の演者のお話に共通して、いろいろな人、すなわち指導者・上司・同僚・ベビーシッター・保育所の先生・職場の事務担当の方などとの出会い・協力が鍵であり、それらの方々と家族への感謝を忘れない、ということが述べられていたのが印象的でした。

講演会には、山形大学医学部の1年生から6年生までの学生約50人が参加し、今年も男子学生が約10人とかなり多いことが大変心強く感じられました。

講演会終了後の、演者を囲んでの懇親会では、大変和やかな中でいろいろ話が弾みました。山形女性医師ネットワークでは、懇親会費1万円を協賛させていただきました。
学生さんの企画で講演会が定期的に続けられていくのは大変素晴らしく、是非活動を続けていって欲しいと思います。