先に御案内しましたとおり、2月7日18時30分から、「手打蕎麦 地鶏料理 はなび」にて、第26回山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い「ウィンターフェスティバル2019」を開催いたしました。
「山形女性医師ネットワーク」では、「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」として、2006年3月から、年に1回講演会を開催して、会員・一般医師・男女医学生・研修医との交流を行ってまいりました。2006年3月と2007年3月には特別講師を招いての講演会、2008年3月と2009年3月には「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」-シンポジウム「女性医師が仕事を続けるためにⅠ・Ⅱ」を、そして、2010年3月、2011年1月、2012年1月、2013年1月、2014年1月にも、講演会を開催しました。
2014年から講演会が一時途絶えましたが、2016年からは、新規の企画として、講演会「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を製薬会社との共催で、2016年11月、2017年11月、2018年11月に開催しています。生活習慣病に関連する基礎研究・臨床研究を行っている山形県内外の女性医師を演者にお招きして御講演をいただき、男性を含めた参加者の皆さまに各分野のさまざまな観点から御討論いただいています。
一方、「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」のサマーバージョンとして、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年と、毎年7月に気軽な茶和会形式の懇親会「サマーパーティー」を開催してきました。
懇親会形式が好評のため、2014年度からは、秋にも、同様の「オータムフェスティバル」を2014年、2015年に開催しました。2016年度からは、秋に講演会を開催したため、「オータムフェスティバル」に代わって、2月に「ウィンターフェスティバル2017」、「ウィンターフェスティバル2018」を開催しました。
今年度も、「ウィンターフェスティバル2019」を2019年2月7日(木)18時30分から、昨年同様に山形大学医学部に近い、成沢西の「手打蕎麦 地鶏料理 はなび」で開催しました。山形大学医学部医学科1年~3年の女子医学生6名、山形女性医師ネットワーク会員医師4名の、計10名の参加がありました。お店の奥の個室のテーブル席を会場に、手打蕎麦と地鶏料理、お酒やソフトドリンクをいただきながら、和やかな雰囲気の中で、いろいろ語り合いました。
参加者それぞれの自己紹介「1分間スピーチ」のあと、学生さんからは現在の学生生活のあれこれ、とくに1年生の解剖学での骨のスケッチが非常に厳しく大変なこと、それぞれの趣味や部活のことなど、将来の専攻科目についての思いなど、いろいろ聞かせていただきました。医師からは、日頃の仕事内容や、最近興味を持っていること、医師会活動・一般市民に向けての活動、子育てや家庭生活についてなどいろいろな話題が出ました。また、学生さんのリクエストに答えて、各女性医師の産前産後の休暇の実態や、子育て中の業務軽減(病棟免除、当直免除など)、保育園の利用状況などをそれぞれがお話しました。一つの大テーブルを囲んで、親しくお話ができました。
参加された医学生の皆様からのアンケートでは、「大学ではなかなか伺うことができない貴重なお話を聞かせていただくことができました」「出産時期や子供の育て方などとても興味があったので、人それぞれということがよくわかり、とてもうれしかったです」「とても有意義な時間でした。実際に医師として働いている方の話を聞く機会が今まであまりなかったので楽しかったです」「おいしいご飯と飲み物で楽しくお話ができました」「次回も日程が合えばぜひ参加したいです」など、たくさんの感想をいただきました。
今後も「サマーパーティー」「ウィンターフェスティバル」や講演会企画を続けていきたいと考えています。