「山形女性医師ネットワーク」のお知らせ

講演会 第2回 「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を開催いたしました

 先に御案内しましたとおり、11月16日(月)18時45分から、ホテルメトロポリタン山形にて、講演会 第2回「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を開催いたしました。

 「山形女性医師ネットワーク」では、「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」として、2006年3月から、年に1回講演会を開催して、会員・一般医師・男女医学生・研修医との交流を行ってまいりました。2006年3月2007年3月には特別講師を招いての講演会、2008年3月2009年3月には「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」-シンポジウム「女性医師が仕事を続けるためにⅠ・Ⅱ」を、そして、2010年3月2011年1月2012年1月2013年1月2014年1月に、講演会を開催いたしました。

 一方、「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」のサマーバージョンとして、2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年と、毎年7月に気軽な茶和会形式の懇親会「サマーパーティー」を開催しています。懇親会形式が好評のため、2014年度からは、冬の講演会の代わりに、秋の「オータムフェスティバル」2014年2015年に、2016年度は2017年2月に「ウィンターフェスティバル2017」を開催しました。

 2014年1月以降は途絶えていた講演会ですが、昨年2016年秋に、新規の企画として、広く、生活習慣病に関連する基礎研究・臨床研究を行っている山形県内外の女性医師を演者にお招きして御講演をいただき、男性を含めた参加者の皆さまに各分野のさまざまな観点から御討論いただくことを目的として、田辺三菱製薬株式会社・第一三共株式会社との共催で、講演会「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を開催しました。ご好評に答えて、このたび第2回の「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を開催しました

 第2回目の今回は、南陽市の社会医療法人公徳会 トータルヘルスクリニック 院長 川合 厚子 先生から、『喫煙が健康に与える影響と対策、最新情報』、名古屋大学大学院医学系研究科 循環器内科学 講師 坂東 泰子 先生から、『女性のライフサイクルと心血管病 -糖尿病合併症管理のためのoverview-』、の2つの特別講演をいただきました。それぞれ、ご専門の立場から、専門分野外の医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・医学生などにもわかりやすく、かつ研究の最先端の領域まで詳しく解説していただき、大変勉強になりました。
 参加は、医師12名(男性1名、女性11名)、医学生、看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士などのメディカルスタッフの計34名でした。
 
 川合先生の御講演では、とくに最近国内で販売され増加している「加熱式タバコ」(アイコス(IQOS)、プルームテック(Ploom TECH)、グロー(glo))について解説がありました。海外では、乾燥葉や液体を電熱線の発熱によりエアロゾル(霧状)化する装置が「電子タバコ」として販売されています。液体はプロピレングリコール、グリセロール、水、香料に、ニコチンを追加したものですが、日本では薬事法のため、ニコチンの入った液体は販売できません。日本で販売されている「加熱式タバコ」のしくみは、蒸気を発生させるグリセリンを染み込ませた特殊加工のタバコ葉のスティックを加熱して蒸気を吸い込む(アイコス、グロー)、あるいは、グリセリン類を染み込ませた専用カートリッジを加熱して、粉状になったタバコ葉の詰まったカプセルを通過させて吸い込む(プルームテック)というものです。「加熱式タバコ」は、紙巻きタバコと同程度のニコチンが含まれており、紙巻きタバコと同じようにニコチン依存症を起こすほか、様々な毒物が検出されております。また、毒物を含んだ煙や蒸気が、目に見えず匂いが少なくとも周囲に急速に広がるため、紙巻きタバコと同様に受動喫煙が起きます。タバコ会社が宣伝しているような、紙巻きタバコよりも本人や周囲への毒が少ないものでは決してないことを、強調されました。自身や周囲の人の健康のため、顧客や従業員の健康のため、屋内での紙巻きタバコ、電子タバコ、加熱タバコなどすべてのタバコ製品の使用禁止を広げていくことの必要性が実感できました。

 坂東先生の講演では、まず、前日の15日まで坂東先生が参加されていた米国心臓協会(AHA: American Heart Association)の年次集会のトピックスとして、米国心臓協会が13日、高血圧の診断基準について、これまでの140/90mmHgよりも低い130/80 mmHgとし、血圧がこの数値に達した時点で治療を開始すべきとの新しい定義を発表したことが紹介されました。糖尿病を持つ患者への治療の中での血圧管理の重要性や、この数年発売された新しい機序の糖尿病治療薬SGLT2阻害薬心血管病の発症抑制効果も持つこととその仕組みの考察を解説いただきました。また、女性においては初経から閉経までの月経のある時期はエストロゲン2受容体が心筋に多く発現し、そのため心筋が妊娠中の容量負荷に対応しやすくより柔軟になっているが、閉経後は心筋は硬くなり心不全を起こしやすくなることなど、性差医療の研究の一端もご紹介いただきました。

 大変興味深い内容で勉強になったとともに、女性の研究者の活躍を知って、同じ女性として大変心強く思いました。
 今後も、みなさまに興味を持っていただけるテーマを選んで、年1回開催していきたいと考えております。
 

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            講演会プログラム
「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」
日時:2017年11月16日(木)18:45~20:30
場所:ホテルメトロポリタン山形 
    〒990-0039 山形市香澄町1-1-1 TEL:023-628-1111 

特別講演1:『喫煙が健康に与える影響と対策、最新情報
 社会医療法人公徳会 トータルヘルスクリニック 院長  川合 厚子 先生
 
特別講演2:『女性のライフサイクルと心血管病
          -糖尿病合併症管理のためのoverview-

 名古屋大学大学院医学系研究科 循環器内科学 講師  坂東 泰子 先生 

会費:1,000円(山形女性医師ネットワーク会員、および一般医師)
    学生・研修医・メディカルスタッフは無料

*臨時託児所を準備しております(事前にご予約下さい)。
*講演会終了後に情報交換会を予定しております。
LDseminar2017
              

臨時託児の申込みは締め切りました

 11月16日の講演会「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」での臨時託児の申しこみは、10月31日で締め切りいたしました。
 当日は、多くの方の御参加をお待ちしております。


講演会「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」(第2回)の御案内

 「山形女性医師ネットワーク」では、「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」として、2006年3月から、年に1回講演会を開催して、会員・一般医師・男女医学生・研修医との交流を行ってまいりました。2006年3月2007年3月には特別講師を招いての講演会、2008年3月2009年3月には「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」-シンポジウム「女性医師が仕事を続けるためにⅠ・Ⅱ」を、そして、2010年3月2011年1月2012年1月2013年1月2014年1月に、講演会を開催いたしました。

 一方、「山形女性医師ネットワーク:医学生・研修医との集い」のサマーバージョンとして、2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年と、毎年7月に気軽な茶和会形式の懇親会「サマーパーティー」を開催しています。懇親会形式が好評のため、2014年度からは、冬の講演会の代わりに、秋の「オータムフェスティバル」2014年2015年に、2016年度は2017年2月に「ウィンターフェスティバル2017」を開催しました。

 2014年1月以降は途絶えていた講演会ですが、昨年2016年秋に、新規の企画として、田辺三菱製薬株式会社・第一三共株式会社との共催で、講演会「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を開催しました。
 ご好評に答えて、今年第2回の「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」を下記の様に企画いたしました。広く、生活習慣病に関連する基礎研究・臨床研究を行っている山形県内外の女性医師を演者にお招きして御講演をいただき、参加者の皆さまに各分野のさまざまな観点から御討論いただける機会となれば幸いです。もちろん男性の御参加も大歓迎です。
 ご多忙中とは存じますが、是非ご参加くださいますようお願いいたします。
 
 参加の申し込みは必須ではありませんが、人数把握のため、できましたら、事務局(yamajoseiishinet@yahoo.co.jp)へ、氏名・御所属・電話番号をメールにて、11月6日までに御連絡下さい。山形大学医学部学生の方は、連絡係の方に、学年・氏名を御連絡いただいても大丈夫です。

 臨時託児につきましては、「クレアママメイドサービス」にお願いしています。対象は、0歳から12歳までのお子様で、託児時間は、18時30分~21時30分の予定です。飲み物やおやつをご持参下さい。
 臨時託児をご利用される方は、必ず10月31日までに、申込者氏名、お子様のお名前(ふりがな)、年齢、性別、アレルギーの有無とその内容、その他特記事項、緊急連絡用の電話番号を、事務局(yamajoseiishinet@yahoo.co.jp)に御連絡下さい。ご不明な点につきましては、事務局へお問い合わせ下さい。
LDseminar2017
              記
「Lifestyle-related Disease Seminar ~女性の健康を考える~」
日時:2017年11月16日(木)18:45~20:30
場所:ホテルメトロポリタン山形 
    〒990-0039 山形市香澄町1-1-1 TEL:023-628-1111 

特別講演1:『「喫煙が健康に与える影響と対策、最新情報
 社会医療法人公徳会 トータルヘルスクリニック 院長   川合 厚子 先生
 
特別講演2:『女性のライフサイクルと心血管病
          -糖尿病合併症管理のためのoverview-

 名古屋大学大学院医学系研究科 循環器内科学 講師  坂東 泰子 先生 

会費:1,000円(山形女性医師ネットワーク会員、および一般医師)
    学生・研修医・メディカルスタッフは無料

*臨時託児所を準備しております(事前にご予約下さい)。
*講演会終了後に情報交換会を予定しております。

9月になりました

9月になり、もうすっかり秋の気候になりました。
近く、講演会の案内を掲載予定です。お楽しみに。

残暑お見舞い申し上げます

 今日は立秋。まだまだ暑いですが、本日からは残暑お見舞いになります。